2009年2月19日木曜日

OlimexとP板での基板外形の取り扱い

OlimexとP板では基板外形の取り扱いについて異なることが分かった。基板発注で面付け(panelize)を頼む際に問題となりそうなので気をつける。

Olimexの場合

OlimexのFAQでは、Panelizationに関して「Please panelize your boards with 0.254 mm (10 mils) gap between outer outside of their borders (NOT between the centers of your board borders i.e. take into account the border line width too!) 」と書いてある。基板の境界線間に10milの余白をあけて並べることが必要で、境界とは外形線の中心ではなく太さを加えた外側とのこと。確か基板外形もシルク印刷されるため、必然的に外形線も10milにしなくてはならない。切り取り方は裁断とカッターによるものがあり、必要な余白も異なる。

P板の場合

P板の規格の中の基板製造用データ説明書によれば、外形線は線幅0.2mmと指定されている(10milではダメ?)。外形線の中心を基板外形とする。基板間の余白は3mmとなる(ルータ切り出し)。3mm以上ではない。

OlimexとP板で使えるようにするには

基板外形レイヤを2通り用意しておき、出力時に切り替えることにする。CAD上でのサイズは共に外形と一致させるが、Olimex用はは外形に接する外形線を、P板用は外形と一致する外形線を描くことにする。

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