2009年2月16日月曜日

STM32シリーズ

STMicroElectronicsのCortex-M3コアマイコンSTM32ファミリは、RenesasでいうところのSH Tinyに相当するものらしく、外部バスはついていない。ちょうど秋月で販売されているSH7125Tinyに相当するが、周辺回路の多く(UART、SPI、I2C、CAN、USB等)、乗算回路が高速で、消費電力も少なめであった。 中でもパフォーマンスライン(STM32F103xx)はCANを内蔵していることから、CanSATで使えそうなデバイスである。Strawberry LinuxやSoliton WaveでOlimexの低価格なJTAGデバッガが購入できるようになり、高価なJTAGデバッガしかないH8系に比べて使いやすくなりつつある気がする。 チップを買うとなると、ホビーでも入手できると思われるのは、今のところRSコンポーネンツに限られている(それでも結構安い)。後は日本語資料が揃えば...

  • ツール概要
  • Documents and Files for family STM32
  • 追記(2/18):STM32ファミリにはLow/Medium/High Densityという分け方がされており、搭載される周辺回路の規模に違いがある。High Densityには外部バスがついているものもある。Medium以下にはDACがついていない。モデムを作るためにはSPIが必要となってしまった。

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